mi・memo

いわゆる日々のメモ書き

モデルナワクチン接種と副反応の記録

とうとうワクチンを2回打った。申し込みをしたのは6月末、そのあとでワクチンの供給が滞るという話が出てきてどうなるかと思ったものの、運よく滑り込むことができた。フルリモートで外出することもほとんどない自分が接種していいものか、は少し悩んだけれど、ここで辞退したところで本当に必要な人に枠が譲れるわけではないのでありがたく権利を享受した。以下は時間経過のメモまとめ。

 
職域接種/モデルナ
●だいたい30歳
●周りの話を聞くと同年代では副反応がマシな方だったと思うけど、1回目が余裕だからと言って2回目も楽なわけではない(そして同世代でもしんどさは本当に千差万別)
●休みが取れるなら1回目は2日分、2回目は3日分の休暇を予定しておくのがおすすめ(副反応が出たかどうかは自分にしかわからないので!)
 
【1回目】
何があってもいいように家事を済ませて出発。
 
12:00
会場では簡単な問診のあと接種、所要時間3分。隣のレーンではワイシャツを着たおじさまが肩を出すのに苦労していたので、肩が出しやすい服を着ていくのがおすすめ。接種後は指示された待機時間15分を待って帰宅。
 
14:00(接種後2時間)
ちょっと予定があったので出先で予定を済ませて帰宅。左手に若干違和感あるものの、それより下痢っぽさにビビる。調べたところ、ファイザーの副反応には下痢の記載があるがモデルナにはない。ギリギリで難を逃れる。

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17:00(接種後5時間)
仕事するつもりでいたけどうっすらとした眠気とお腹の緩さに負ける。集中力もなく生理3日目みたいな浮遊感。左腕はちょっと痛い。体温36.8℃(いつもの体温は36.2℃くらい)
 
23:00(接種後11時間)
特に夕方から体温も体調も変わらず、よくごはんを食べて就寝モード。左腕は下にして寝れない程度の痛み。この日はよく寝れた。
 
翌日10:00(接種後22時間)
体温がちょっと高かった(36.9℃)ものの、左腕の痛み以外に自覚症状はなく、溜まっていた仕事を普通にした。
 
夜には左腕も若干の筋肉痛という感じになり、拍子抜けした。接種後の気だるい感覚は翌日はまったくなかった。
 
 
 
【2回目】
ぴったり4週間後に2回目の接種。1回目の副反応が大したことなかったので完全に舐めてかかる。結果、腕の痛みは大したことなかったけど、発熱と関節痛がつらかった。用意したものは以下。
スポドリ500ml×2
・生理痛のために常備してるEVE
 
 
●12:00
前回と同じく、問診〜接種を3分で済ませ、15分の待機時間ののち帰宅。かなり暑い日で熱中症なのか副反応なのかわからない疲労感があった。昼ごはんは普通に食べた。
 
●15:00(接種後3時間)
体温を測ろうとしたら左腕が重い(気づいてなかった)!結果、37℃で微熱。やっぱり眠気があるので昼寝して過ごす。
 
●21:00(接種後9時間)
体温は37℃前後を行ったり来たりだったが念のため風呂と食事を済ませる。左肩が痛む。
 
●22:00(接種後10時間)
突然怠くなってきてビビる。首と腰に違和感あり、これが関節痛の予兆か…?となる。飲みすぎた時のように体が重く、これは発熱している!と思って測るとやっぱり体温37.6℃。頭も痛む。副反応出ないうちに就寝チャレンジ。
 
●24:00(接種後12時間)
就寝チャレンジ失敗。頭がぼーっとして寝られないので熱を測ると38.4℃!発熱の勢いがすごい!全身関節痛!EVEを飲む。
 
●26:00(接種後14時間)
薬の効き目もあって頭はすっきりしたけど寝れない(寝れないのはいつものこと)
びっくりするほど汗をかく。空腹。
 
●2日目8:00(接種後20時間)
ろくに寝れなかったがお腹が空いていて起きる。節々は痛むけど熱は落ち着いて37.4℃。ホットサンド作って食べるが顎が外れて焦る。
午前中は起き上がる気力なく、布団でゴロゴロして過ごす。
 
●2日目12:00(接種後24時間)
熱が上がっていって37.7℃。食欲はあるので麻婆豆腐丼を食べる。頭が時折痛む。
 
●2日目15:00(接種後27時間)
38.1℃で関節痛がしんどいので薬を飲む。足先だけが冷たいので布団にくるまって寝る。
 
●2日目17:00(接種後29時間)
薬の効き目もあってかかなり楽になる。体温は36.9℃。
 
●2日目19:00(接種後31時間)
熱下がったな!と調子に乗る。体は重い。
 
●2日目26:00(接種後38時間)
寝れないので熱を測ると38.1℃。お前、下がったんじゃないのかよ!お腹も空いたので冷凍シュウマイを食べ薬を飲んで寝る。関節痛がしんどい。
 
●3日目11:00(接種後47時間)
体温は元通りの36.2℃で気持ちは全快!だけど、関節痛の余韻で身体がバキバキ。うっかり日向坂ちゃんとのオンライン握手を一番早い時間で入れていて、重い身体を引きずってメイクを施しギリギリで受付。今日も佐々木久美ちゃんはかわいかった。
 
 
 
というわけで、2回目はちょっと苦労したもののおそらくめちゃしんどい人ほどしんどくはなかった。39℃の熱が2日以上続く人もいるようなので、食欲は無くなる人もいるんじゃないだろうか。薬のせいか、熱はかなりあがったりさがったりした。
また、鎮痛剤については結構なんでもいいよ!と言われているのを知っていたので家にあるEVEで済ませた。が、なんでアセトアミノフェンばかり売り切れてるのか気になり、寝ている間に調べてみた。
 

調剤薬局の医療コラム
https://www.metropharmacy.tokyo/column/591/

なぜ、コロナワクチンの副反応に備えてアセトアミノフェンのほうを買う人が多いのでしょうか。それは、新型コロナウイルス感染症が流行した当初から、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が新型コロナの症状を悪化させるのではないか、という考えがあったからです。また、そもそもインフルエンザなどの他の感染症においても、NSAIDsよりも副作用の少ないアセトアミノフェンが推奨されることが多いのです。

ただ、今回のコロナワクチン後の発熱や痛みに対しては、厚生労働省は、前述したとおり、アセトアミノフェンNSAIDsも服用できるとしています。

その背景には、アメリ疾病対策センター(CDC)も、アセトアミノフェンだけではなくNSAIDsも使用して良いとしていること、また、ファイザー社が行った大規模臨床試験で多くの人がNSAIDsを含む解熱鎮痛剤を服用していたものの重大な副作用は見られなかったこと――などがあると考えられています。

 

●神奈川のクリニックのコラム
https://www.shinada-clinic.jp/menu/singatakoronasessyugo.html

(注)鎮痛解熱剤には①非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)と②炎症をおさえる作用が少ない解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)があります。①の代表がロキソニンボルタレンなど ②の代表がカロナールです。ワクチン接種後に熱や頭痛、倦怠感が強くてつらい場合は、②のカロナールを服用したほうが良いという意見もありますが、現在厚生労働省および、アメリ疾病対策センター(CDC)は、①を含むすべての解熱鎮痛剤の使用は問題ない、と報告されています。実際ファイザー社が事前におこなった大規模臨床試験では、多くの被験者が①の解熱鎮痛剤を使用しており、特に有効率、安全性に問題は報告されていません。

 

上記のような説明をしてるところが多かった。ふーむ。ま、どっちでもよさそう。それよりも副反応が出る前に先んじて鎮痛剤を飲むのはお勧めしないと色々なところに書いてあったのでなるべくしんどくなってから飲むようにした。

 

それと、日本薬剤師会のワクチンQ&Aも丁寧に色々書かれていて参考になった。

https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/faq0621.pdf

 

しんどさの自覚があったのは3日間だけど、そのあと1週間くらい仕事が手につかないのは夏のせいなのかワクチンのせいなのか、さっぱりわからなかった。体力はなかったような気がする。早くみんなでワクチン打って会える世界が来てほしいなあ。